ケーブルの代わりに無線で通信が可能になる無線LANは、店舗の公衆Wi-Fiや工場でのライン制御など、暮らしの色々な場面で役に立っています。
高性能な機器を使えば、建物や施設の中だけでなく、何十kmも離れた場所ともネットワークで通信することが可能です。
無線LANを利用するメリット
- 通信事業者の携帯電話サービスに依存せず、設置・運用者が独自の通信回線として使える。
- 山間部などの携帯エリア圏外でも無線通信ができる。
- 携帯電話サービスが輻輳して使えない災害時でも無線通信ができる。
- 有線のように、ケーブルの劣化や断線がない。
- 中継器を使うことで、より長い距離でも通信が可能に。
長距離無線LANはこんなところで役立つ
携帯エリアが圏外の山間部や、離島での長距離無線通信
本土と島の施設同士で無線通信が可能です。

火山の状況を遠隔から監視
観測ポイントからカメラで火山活動を撮影し、数十km離れた役場などの防災拠点で24時間監視することができます。

観光地での防災無線
歴史的建造物や自然公園などの広い観光地でも、離れた自治体事務所と通信が可能です。
観光地では、周辺環境への配慮が要求されることが多いですが、無線LANならケーブルが不要なので景観を崩しません。
