メタル線を利用したネットワーク

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東洋電装では、インフラ整備に伴うネットワークを構築するため、
様々な製品の開発を行っております。

ネットワークを構築する!といっても、各市場によって扱う情報伝送の種類は異なっています。

今回は有線でネットワークを構築する場合の、「メタル線を利用したネットワーク」についてご紹介します。


はじめに

インフラ整備及びビルや工場などで使用される情報・通信ケーブルは様々で、

  • 伝送する音声
  • データ、画像の伝送方式
  • 伝送速度
  • 距離

によって選択されます。
主に銅導体を使用したメタルケーブル光ファイバーケーブルに分けられます。

メタルケーブルとは

メタルケーブルとは、心線に金属材料を用いたケーブルの事です。

電力供給や通信回線などの広い用途に用いられます。

銅などの金属でできた芯線をシースと呼ばれる被覆で覆った構造になっており、芯線に電気が流れます。
メタルケーブルは内部構造によって、同軸ケーブル平衡対ケーブルに分類され、芯線の種類には主に銅線が使われますが、他にも銅覆銅線アルミ線錫メッキ銅線などが用いられています。

日本で通信需要が広まったのは1950年代で、1980年から電話が開通しましたが、当初の通信ケーブルはメタルケーブルしかありませんでした。

銅線
一般的な銅線
平衡対ケーブルと同軸ケーブル
平衡対ケーブル(上)と
同軸ケーブル(下)

メタルケーブルの特徴

メタルケーブルは、周波数及び伝送距離が長くなるほど、信号が減衰します。

また、ノイズにも弱く、自ら流す電流による電磁波や外部からの電磁波の影響を受けやすいです。
これらの特徴から、芯線にガラスや透明なプラスチックを用いた光ケーブルに比べると通信速度において見劣りしますが、電気を流せるという点でメリットがあります。

電話回線の音声通信と、インターネットのデータ通信は、伝送されるデータの周波数が異なるため、同時にメタルケーブルが使用できます。


東洋電装では敷設されてあるメタルケーブルを利用し、追加される設備に対してネットワークを構築する事が多々あります。

近年の追加される設備はIP化が進んでおり、既設のメタル通信線をIP通信に変換する必要があります。
その場合、モデムという変換器を用いる事でメタル通信線からIP通信線への接続を可能としネットワーク構築を実現させます。

メタルネットワークを構築することで、既設のメタル通信線を用いたまま、カメラ映像、音声、データなどの情報通信ネットワークの実現が可能です。

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